ポケモンのある日々(仮)

ポケモン関連のお話 今は主にポケカ

シャッフルとコイントスのお話

個人的な考えをTwitterで長文連ねるのは趣味ではないのでこちらで。
というか、散々語られてる話題でもあるので、自分への意識づけのためにもこちらで。
最後まで読むと長いです。流し読んでいただければと思います。



定期的(?)にシャッフルの話題が出ていますね。
TCGには切っても切れない話題であり、プレイ上避けては通れないものです。
TCGに慣れていない新規の方が増えてくる嬉しい時期ですが、その分、話題として熱くなりやすいです。

そもそもシャッフルって何種類もあるの?っていう話もありますし、
私がポケカをする際に行うシャッフル(カットを含めると)は3(4)種類あります。

 0.カット
カットはシャッフルとは異なります。
デッキを二つに分けて下のものを上に重ねる方法。
自分がシャッフルをした後、「カットお願いします。」と、対戦相手にしてもらいましょう。

 
 1.ヒンズーシャッフル
シャッフルと聞くと真っ先に浮かぶであろうシャッフル。
カットを複数回行うのとほぼ一緒で、一回や二回ではよく混ざりません。
こちらは縦に持って行いますが、横にもってほぼ同じ動作をするオーバーハンドシャッフルというのもあります。

 
 2.ディールシャッフル
対戦前には一度は行うであろうシャッフル。
カードを一枚ずついくつかの山に分けていく方法。
ポケカでは10個の山に分けるのが推奨されています。
遊び方説明書Ver.02 19p
https://www.pokemon-card.com/assets/document/SM_SME_manual.pdf


 
 3.ファローシャッフル
最近よく是非が問われる所謂「横入れ」シャッフル。
デッキを半分に分け、カードが大体交互になるように横から入れるような方法。
完全に交互にすることをパーフェクトシャッフルと呼びますが、これはファローに限りません。
短時間で良く混ざるのでTCGではこれが推奨されます。
しかし、慣れないと難しく、下手だとカードを痛める可能性もあります。

対戦中にシャッフルを行う際には、

ファロー数回 → ヒンズー数回 → 相手にカットしてもらう

という流れになるかと思います。
最低一回はファローシャッフルをしたいところです。


が、ここからが本筋。

これって常に求められるの?

というのが、問題になってくるのかなと思います。
正直、身内や友達なんかと遊ぶときには気にすることではありません。
のびのびとやればいいのです。
ポケカはなにかとシャッフルする場面が多いので、相手にカットしてもらうのだって面倒ですからね。

しかし、
・身内でも競技レベルで行う場合
・不特定の方と対戦する場合
・規模に関わらず大会である場合
などには間違いなくやるべきです。というより、その必要があります。

何故なのか?それは、

公正に対戦が行われなくてはいけないからです。

シャッフルとは、

デッキを事故が起こらないよう(均一)にするためではなく、
よく混ぜて確率通りバラバラ(ランダム)にするために行います。

そして、更に言えば、

それを相手に示すために行うのです。

それさえ伝わればファローシャッフルだってしなくてもいいです。
しかし、そうもいかないのでやった方がいいです。
難しいから、カードやスリーブを傷つけるからというわけにはいきません。
私もド下手ですので練習します。みんなも練習しましょう。
正しく行えばカードやスリーブを傷つけるという事もありません。

本筋からそれますが、カードを守るためのスリーブなのでスリーブが傷つくからというのは、
お門違いで、大事なスリーブならばオーバースリーブなどで守ってあげてください。
ファローに限らず、ヒンズーでも擦れますし、シャカパチするならなおさら……

どのシャッフルにもコツがあります。
それは、余計な力を入れない事です。
慣れているひとというのは力をいれなくてもできる方法を習得しています。
まずは正しい方法を調べて、練習して、慣れることです。
ネットで検索をかければ無数に出てきますし、画像、動画などで丁寧に解説されています。

シャッフルとは公平・公正で快適にプレイをするための自衛の手段です。
必要性を理解し、正しく身に着け、一緒にポケカを楽しみましょう!

因みに、国内のフロアルールにシャッフルに関する規定がありますので、
是非、ご一読ください。
https://www.pokemon-card.com/assets/document/rules/floor-rule.pdf
(カットを求めたのにシャッフルされた。とか言わないでくださいね。)


コイントスについては蛇足でしかありませんが、一応思うところがありますので簡単に少しだけ。
よく、コインは操作しやすい、という話があります。
回転数を少なく抑えて制御したり、回転してるようにみえて回転していないパストスというのもあります。
表を連続で出すと疑われます。裏だと何も言われません。

さあ困りました、練習すれば云々と言いわれますし、50%の確率というのは表と裏が交互にでるわけでもありません。
確率は偏るものですから、無限回の試行でやっと50%になるのです。(実際にはある程度のところで収束しますが)
遊び方説明書30ページには3回転くらいとありますが、これくらいでは疑われる可能性もあります。
そこで私は、
テーブルに手を置いたくらいの高さから、顔の前を通るくらいの高さまで出来る限り回転をかけてトスをする
ように心がけています。
回転をかけると上手く着地しないのが難点ですがこれなら疑いようがないでしょう。
意外とコイントスって上手くするのが難しいので、
これも正しく行う練習が必要ですね。

コインの代わりにダイスでって方もいますが、私は寧ろダイスの方が信用していません。
ダイスだって操作しようと思えばできます。してはいけませんけど。
もっと言えば、シャッフルだって練習すれば、よく混ざっているように見えてイカサマする方法もあります。
カードマジックというものが存在する以上その手の方がいることも否定はできません。


ではどうするか、当たり前のことですが、
不正はしないという気持ちを強く持ちましょう!
次にそれを相手に示すようにシャッフルやコイントスをしましょう!
相手がかるーくシャッフルしてきたら、よく混ざってないよなーって自分でも思いますよね。
だからよーく混ぜてアピールする方がいいのです。
相手がかるーくポンとコイントスしたら、おや?と思いますよね。
だから高くくるくると回転させた方がいいのです。
そのためにプレイングだけでなく、シャッフルやコイントスも練習することをおススメします。

お互いがフェアな気持ちを持っていれば、自分の行動に気を付ければフェアに対戦できます。
みんなで楽しくポケカライフを!